空気の流れや湿度の性質を利用して時短乾燥
SSF事務所スタッフのブログです。 まだまだ寒い日が続いていますね。
私は時々健康のために散歩をしていますが、桜の木の枝に目を向けると少しずつ春の準備を始めているのがわかります。自然ってすごいなぁと感じながら歩いています。
さて、今回は皆さんすでにご存知の事かと思いますが、洗濯物を早く乾かす方法をご紹介できたらと思います。 外干し、部屋干しどちらにも使える方法です。
洗濯物を早く乾かす裏ワザ
①脱水の時に乾いたタオルを入れる
⇒ 脱水前に洗濯機を止め乾いたタオルを入れることで他の洗濯物の水分が少なくなって乾きが早くなる。
※注 黒ズボンなどホコリが目立ちやすい服は洗濯ネットに入れて洗う
②干す位置を工夫する
⇒ 部屋の湿度は低いところに集まる性質があるので、部屋干しをするときは天井近くの高いところに干した方が早く乾きます。
③洗濯物の上下に新聞紙を置く(部屋干しに特に効果あり)
⇒ 洗濯物の上下に新聞紙を置くと除湿機の役割を果たしてくれます。部屋干しをした部屋の床に古新聞を敷き詰めましょう。湿度が溜まりやすい下だけでもいいのですが、ピンチハンガーで吊す時は上に新聞紙を挟み込むと除湿効果が増します。
④洗濯物を裏返して干す
⇒ 縫い目やポケットなどに風が当たり早く乾きます。裏返しておくと洗うときは表面の生地がすれないので痛みにくく、外に干すときも日に当たるのが裏側なので色あせ防止になります。
⑤アーチ干しが理想的
⇒ アーチ干しというのは長いものを両端に短いものを真ん中に吊す干しかたです。
横から見るとアーチのようにくぼんで見えるこの干し方にすると洗濯物の中で空気の流れが作られて早く乾きます。
冬の時期は外干しの場合、取り込むまでに乾いていない事がよくあると思います。
そういうとき皆さんも同じだと思いますが、部屋干しして家電の力を借りる方法もありますね。
冬ですと部屋にエアコンをつけたり、暖房器具を使ったりされると思いますので、その温風効果で乾きやすくなります。
最初から部屋干しにされる場合、在宅であれば部屋のエアコンをつけたりしますが、仕事などで留守をされる時に洗濯物の為にエアコンをつけてというのは、電気代もかかってしまう・・・そんな時
一番簡単なのは風を当てることです。 サーキュレーターや扇風機の風を湿度が溜まりやすい下半分に向けて首振り機能を使うとさらに効果的です。 除湿機があれば使用するのもいいと思います。 除湿機に衣類乾燥機能が付いていれば、その機能を使って乾かすのもひとつですね。
部屋干しをされる場合、注意点として4つのポイントをお伝えします。
☆洗剤は部屋干し用洗剤を使う
抗菌や防臭効果が高い洗剤を使うことで嫌な臭いを防いでくれます。 洗剤の使用量を守ること
も大切です。
☆湿度をうまく調整する
部屋の湿度は50~60%が理想です。 この湿度を保てるとカビやダニの繁殖やウイルスを予防
できます。
☆壁や窓から離れた場所に干す
壁や窓の近くに干すと空気の逃げ場がなく湿気がこもりやすくなってしまいます。 室内用の
物干しスタンドを使用するなどしてなるべく窓や壁から離れた場所で干すことをお勧めします。
☆室内の空気を循環させる
エアコン・扇風機・サーキュレーターなどを使用して空気を循環させる。
少しずつ季節は進んでそろそろ花粉が飛び始める時期もやってきて、部屋干しをされる方も
いらっしゃると思います。 少しでも参考になったら嬉しいです。
これからも家事がちょっとでも楽になる、楽しくなる事をお伝えできればと思います。