整理収納スタッフからのブログです(^^♪
日に日に秋の訪れを感じる季節となりました。
皆様お元気にお過ごしですか?
朝晩の肌寒さに、慌ててアウターを引っ張り出してこられた方も多いのではないでしょうか。
さて、毎年季節の変わり目になると「服をどこにしまったか分からない」
「家族にあれどこ・これどこと聞かれてストレスがたまる」
「収納スペースが足りず、毎朝シーズンオフの服の山の中から今着られるものを探し出さないといけない」等のお悩みが聞かれます。
2018年9月の全国調査によると、衣替えにまつわるお悩みの
第1位は「暑くなったり寒くなったりでいつ衣替えをしたらいいのかわからない」だったそうです。
第2位は「収納スペースが狭くて服をしまう場所がない・服が多くて処分したいけどどれを捨てたらいいのかわからない」で、
第3位は「素材ごとの洗濯方法がわからない・クリーニングにコストするのが面倒くさい」だったそうです。
という事で、今回はこの3つのお悩みをしっかり解決し、無駄なく楽しく衣替えをする
「整理収納的衣替えの2つのポイント」についてお話ししたいと思います。
さて、皆様は毎年いつ頃衣替えをされていますか?
お悩みの第1位にもありましたが、衣替えをする時期は地域や天候によってまた1日の中での気温の差が10度以上あったりもする寒暖差の激しい季節ですので、最適な時期がいつかという判断がとても難しいと思います。
特に今年の様に夏日から急に冬のような寒さになると、クローゼットの中は季節ごちゃまぜ状態となってしまいます。
日本では一般的に、春服=4月上旬・夏服=6月上旬・秋服=9月上旬・冬服=10月上旬を基準に衣替えをすると良いとされています。
学校や会社では1か月程度の移行時期も含め、夏服=6月1日~・冬服=10月1日というところが多いようですが、もし暦通りの年4回衣替えをするとなると、ご家族の多いご家庭や成長期のお子様がいらっしゃる場合は大変な労力となります。
この様に判断の難しい「衣替えの時期」についてが、整理収納の特徴を生かした1つ目のポイントとなります。
地域や気候にもよりますが、夏服への衣替えをするのにおすすめする時期は5月初旬からです。
何故かというと、毎年ゴールデンウイークには大多数の方が半袖を着る位暑くなります。
そして5月の気候のいい日は冬服のしまい洗いに適しています。
6月になると梅雨入りし湿気でカビが発生しやすくなります。虫食いの原因となる繊維を食べるヒメマルカツオブシムシの卵も孵化し始めます。
7月まで続くムシムシとした長雨や台風が来る前に、お掃除や防虫剤の取り換えを兼ねて5月初旬に衣替えをしておくと、急な温度変化への対応や衣類と収納スペースの清潔さを保てるというメリットがあります。
次に冬服への衣替えをおすすめする時期は11月初旬からです。
10月中は日中30度近くまで暑くなる日がまだまだあります。
お悩みの第3位にもありましたが、汗や汚れが残ったまま衣類をしまうと冬の間にシミとして浮き上がってしまいますので、えりそで部分への漂白剤での前処理や黄ばみを防ぐつけ置き洗い・おしゃれ着には手洗い等のしまい洗いをしておくと安心です。
夏服のしまい洗いやクリーニングを1回でしっかり済ませるには本格的に寒くなる前の11月初旬が適しています。
この様にメリットを理解した上で時期を決めて、1回で無駄なくしっかり衣替えをすると、衣類と収納スペースのメンテナンス・洗濯やクリーニングにかかる手間やコストを最小限に抑えることが出来ます。
2つ目のポイントは「衣替えに使うアイテム」についてです。
衣替えの際には3つのアイテムをご用意いただければと思います。それは、
- 大きいゴミ袋 ②全身鏡 ③ペンとラベルシール(剝がせるタイプがおすすめ)です。
使い方は手順をおってご説明していきます。
まずクローゼットや洋服タンスからこれから着る予定の洋服を全て出していきます。
出したらそのまま仕舞わずに一度1枚ずつ広げて見てみます。
パッと見て「これはもう着ないな」と思うものは①のゴミ袋へ、「これは絶対着る」と思うものはシワにならないよう丁寧に畳み、アイテムや色ごとに分けていきます。
この時にゴミ袋が小さいと捨てたくても入らず、捨てたいものの大きさや枚数に制限がかかるので大きいゴミ袋を多めにご用意ください。
判断の難しい「着るか分からない・捨てるか迷う」という服は即決せずに、一旦横にまとめて置いておきます。
全ての仕分けが終わったら、横にまとめて置いていたものを順番に着てみます。
もし「着るのが面倒くさい」と思うならその服は処分でいいかと思います。
女性の場合はメイクや髪形を整えてから着てみると、より選びやすく楽しくなります。
着てみたら顔映りや着映えするかを明るい場所で②の全身鏡でチェックしてみて下さい。
すると今まで似合っていたものが流行遅れに感じたり、逆に以前より髪形や体形・肌の色に似合うようになっていたりという発見があるかと思います。
それでも判断が難しい場合は「このまま出かけたくなる?」「またこの服を着たいと思う?」とご自身に聞いてみて下さいね。
するとさっきまで迷っていた服の行き先がもう自動的に決まっているかと思います。
ご自身が着たい服だけの全体量を確認してから、収納家具が足りないようならここで購入を検討してください。
残った着たい服はハンガーにかけるか、アイテムや使用目的や色ごとに「夏服トップス」「冬服ボトムス」「お葬式セット」「雪遊びセット」などグループ分けをし、③のラベルシール等に書いて貼り引き出しや収納用品にしまっていきます。
以上で「整理収納的衣替え」は終了となります。
2つのポイントである「衣替えの時期」と「使うアイテム」を意識する事で、いつもの衣替えがファッションショーも兼ねた楽しい衣替えになったかと思います。
新たに買い足すべきものや手放すものもわかり、お悩み第2位の「服が多くて処分したいけどどれを捨てたらいいのかわからない」も同時に解決した事と思います。
そして「今着たい服だけがある・どこに何があるかパッと見ただけでわかるクローゼット」も完成しました。
この方法は衣替えに限らず「服はたくさんあるのに着たいと思う服がない」「クローゼットの中からコーディネートが組めず同じ服ばかり着ている」「どういう服が自分に似合うのか分からない」といったお悩みのある方にも是非試していただきたいと思います。
もしこの様なワクワクするような衣替えを「やってみたいけど、一人ではできる自信がない」「服の量が多くて大変すぎる」「何から手を付けたらいいかわからない」という場合は、是非一度SSFの整理収納サービスをお試し下さい。
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