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代表者からのご挨拶

◆はじめに ~事業への思い~

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株式会社SSF代表の佐竹宏枝です。

私共は、家事的側面から、それぞれが抱えておられる“今”に向き合って、サポートをしていく会社です。

私が、家事に特化した事業を始めようと思ったきっかけは、2つです。

1つは、生活の基盤は家事的側面から学ぶことが多いと実感したことです。
私自身、結婚・出産・子育て・仕事・介護など様々なライフステージを送ってみて、振り返ることも多くなりました。
そして生活することと切り離せない家事を、もっと声に出して家族で話し合ってみたり、工夫をした取組ができれば、人としての成長にも大いに繋がるのではと思うようになりました。


例えば子ども達とのクッキングを考えてみましょう。
一緒に料理してできあがったものを食べる喜びは、たくさんのことを教えてくれます。
率先して子ども達が食べたものを片づける変化もそうではないでしょうか。
料理だけではなく、お手伝いは、次のやる気に繋がるおススメの子育てメソットだと私は思っています。
また家事的要素だけではなく、そこから派生して時間の使い方や臨機応変さなど、数えきれないほどの有効な機会に触れることがたくさんあるとも思います。
私自身もそうでした。

 

◆お手伝いの大切さを教えてくれた祖父

私の祖父は、決まって毎朝5時に竹ぼうきで庭履きを行っていました。
小学校に上がった頃、私は母に言われ、お手伝い感覚から祖父との庭履きを毎朝始めるようになりました。
朝の挨拶「おはよう」を交わした後は特に会話もなく、すぐに私は祖父が掃除をしている対面から祖父の方に向って、ただ黙々と掃除を始め、最後祖父と合流したところでゴミを集めるといった単純な作業でした。
でも時には、庭で祖父が竹ぼうきを掃いている音を聞きながら今日は休みと言い布団の中にいた日もあったり、反対に祖父が体調の思わしくない日もあり5時を過ぎても起きてこなかった時には、急に庭の芝生が枯れていることまで気になり始めて水撒きまでしてみたり・・・

実際自分で家庭を持つようになってみて、日々の家事に追われすっきりとした状態が続かない時などは、精神的にも追い込まれた気分になって、つい誰かのせいにしたくなり余計なひと言を子ども達にも言っていたようなこともありました。
当たり前の日常の尊さがわかった気がしました。
祖父とのお手伝いのお陰で、私は毎朝安定した気持ちで一日を迎えられたこと、日々の積み重ねの大切さを実感するようになってきたのだと思います。

過ぎてからわかることかもわかりませんが、日々の暮らしを意識することは、とても素敵な暮らし方だと思うようになりました。

その人それぞれのライフステージには、子育て期もあればキャリアを積み上げていきたい時期もあります。
また遠く離れた親御さんのことも気になったりなど、様々です。
その一時の場面に私どもでお手伝いできることがあれば、大変光栄なことと思います。

 

◆人生のコンパニオンとして

もう1つ私が事業を起こした理由に、働く人も生き生きとサポートに携わりながら人間的成長の喜びが一緒にできればという思いがあります。

長年ご利用を続けてくださっているお客様からいただいた言葉に私のことを「頼れるお母さん的存在」と言われたことがあります。
どんな風に自分のことを思ってくださっているかなど想像したこともなかった為、とても嬉しかったことを覚えています。
これは私にとって、お客様から自分がどう映っているかの意味を掘り下げる大きなきっかけになりました。

そこから自社の存在が、お客様にとって人生のコンパニオンのように、ある時は「お母さん的」な存在であり、またあるときはよき理解者であったり、友人のように相談もできるような存在でありたいと思うようになりました。
自分しかできない役割をもって真摯な姿勢でサービスをお届けする人材を育て追及することは、大切なお客様に対するサービスの形だと思っています。

また私もそうであったように、仕事から学ぶことは大変多く、お客様から育てていただいたことは何より貴重な体験です。
共に伴走しながら成長できる機会を1人でも多くのスタッフと一緒に培っていきたいと心より思い、お1人でも多くの方々の笑顔と接することができますよう願っております。

佐竹宏枝

 

プロフィール

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株式会社SSF 代表取締役 佐竹宏枝

金融機関勤務を経て在宅サービス全般に関わる事業所では責任者として10年間勤務
家事に於けるセミナーなど定期的に開催
整理収納アドバイザー1級
華道師範
幼稚園・小学校教諭2種免許
3児の母

 

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