この時期に気をつけたいこと

感染症から子どもをまもろう

こんにちは!
出張託児担当吉田です。

今週は少し暖かくなるようですが、寒い日が続くこの季節は、あちこちで感染症が流行しますね。
今年もインフルエンザや胃腸炎などが流行りはじめ、全国的に患者数が増えているようです。

私も長年集団保育に携わってきましたが、1人かかると次から次へ、ということが多い感染症でもあります。

保育現場では、集団で生活し、一緒に遊び、一緒に食事をし、隣り合って昼寝をし、長時間接触するため、感染しやすくなってしまいます。
一人のお子さんが嘔吐をすると、他のお子さんも嘔吐をする、という経験は冬に多く、 嘔吐下痢、インフルエンザは広がってしまうことが多いと実感しています。

もちろん保育現場だけでなく、ご家庭でも感染が広がるということは起こりうることです。
保育現場では少しでも感染を防ぐために対策を取っています。

・知識の共有
それぞれの感染症に対する感染経路や対処の仕方を保育者間で共有する。

・手洗いうがいの徹底
保育者自身、まず保育現場に到着すると必ず手洗いうがいをし、菌を持ち込まない。
外から帰った際、トイレの後、食事前など、手洗いうがい、消毒を徹底する。

・タオルを共有しない
必ずお子さま個人個人のタオルを使用する。

・おもちゃなど共有物の消毒
おもちゃを介しての感染を防ぐため、定期的に消毒をする。

・手袋、マスクの使用
排泄物(便や吐物)の処理の際には必ず使い捨て手袋、マスクを使い、外した後には手洗い消毒を徹底する。

・換気をする
菌がこもらないよう、定期的に換気をして空気を入れ替える。

・お子さまの状態把握
お預かり前の状態確認とお預かり中の変化を観察する。

ここで1つポイントを!
消毒といえばアルコール消毒を思い浮かべることが多いかと思いますが、ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルス(プール熱)などには効果がありません。
これらのウイルスに効くのは、次亜塩素酸ナトリウム消毒、一般に言うハイターです。

これらのウイルスは感染力が強いため、保育現場では嘔吐や下痢があった場合は換気をし、ハイターで消毒を行います。

500mlペットボトルにキッチンハイター(塩素系漂白剤)を10ml入れ、50倍に薄めた物で便や吐物のついた物を消毒し、洗い流すか拭き取ります。

ペットボトルとハイターを用意しておくといざという時にすぐ作れて便利ですね。

直接触れることは出来ませんが、最近は手指の消毒が出来る市販品も出ているようです。

大切なお子さんを感染症から守りたい、お子さんにしんどい思いはさせたくない。
そのために、感染を広げないようにしていきたいですね。
やはり1番の予防法は手洗いうがい!
手のひらや甲、指先や指の間、手首までしっかりと洗い残しのないようにしていきたいですね。
ご家庭でも手洗いうがいの習慣をつけていきましょう。

安全な空間で経験豊富なスタッフにより、様々な場面で冷静に対処出来る判断能力を持ち、保育にのぞみます。
これが、私たちSSFが大切にしている保育マインドです。

 

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